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射水市で日本共産党県議、津本ふみお県議誕生

2019年4月7日、富山県議会議員選挙投開票日でした。射水市(定数3)でのたたかいで、日本共産党公認・津本二三男氏が初当選をはたしました。開票結果が届き、当選が確実となった選挙事務所で、当選の万歳のあと、選対責任者として発言した要旨を備忘のため残しておきます。


2019年4月7日
津本ふみお選対責任者
坂本洋史

結果報告会挨拶要旨

昼夜を分かたず、奮闘された支持者、後援会員の皆様。そして党員の皆様、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
「心配で心配で夜も眠れなかった」という方も多かったのではないかと思います。ご支持いただいたすべての射水市民の皆さんに御礼申し上げます。

そして、何よりも、この1年、全力をつくして選挙準備、そして告示後のたたかいを最後まで戦い抜いた津本さん、本当におつかされまでした。
(1)津本さんという人柄と、地域の皆様の熱いお支えがあってこその勝利。
10期36年。27歳からの議員生活。
腰が低い、人の話を聞く、評判がよい。「この人なら」という声があちこちに広がった。津本さんを知る小杉町民を始め、市内各地で「津本さんに世話になった」「助けられた」という方が多数おられます。津本さんはそれを特に自慢することもありません。
常に市民の側にたって、暮らしを応援する立場での議員活動が高く評価されたと思います。
政策的には、
消費税増税をストップ、国民健康保険税の大幅引き下げ、年寄りの足の確保(コニュニティバス、デマンドタクシー)、若い人たちに希望を持てる社会のためにも奨学金の創設を。この訴えが響いたのではないかと思います。
こんな津本さんなら、「暮らしの声を県政にも届けてもらえる」と市民が確信し、その思いを行動に広げ、人から人へと広がりました。
土井由三さんはもちろんのこと、ご推薦いただいた太閤山地域振興会、中太閤山、南太閤山地域振興会の、地元の皆様をはじめ、多くの市民のお支えがあったことを改めて感謝申し上げます。

(2)政治を変えたいという市民の願いが示された
今度の選挙は、うそ・いつわり、隠蔽、憲法の原則を無視する安倍政権のもとで、暮らしもますます大変になり、経済もいよいよ後退局面が明らかになる中で、「こんな政治は許せない」「あまりにひどい政治だ」、「自民党だがもうやめた」という声あちこちで広がった選挙でした。自民党員だという人が、津本ふみおを応援するということも相当数ありました。
自民党王国・保守王国の、しかも定数3で勝利することの意義は極めて大きなものがあります。そして、ここで議席が増えれば、40年ぶりに共産党の県議が複数になるという意味でも、政治を変える穴を開けるのがこの射水だったということです。この政治ではだめだ、との声が広がった結果です。

(3)3つ目に強調したいのは、県議挑戦12年の戦いの結果だったということです。
党としては、2007年に初めて定数3となった射水で、議席獲得の挑戦をしました。以来3度の挑戦があり、そして今回4度目に悲願の議席獲得となりました。まさに4度目の正直です。12年の戦いの積み重ねの上にある勝利であることを強調したいと思います。

この間、振り返ると、政治的には大きな出来事、変化があります。2011年の震災と原発事故をきっかけに、巨大な国民的運動が起きました。そして安倍政権の憲法破壊の政治のなかで、2015年の安倍政権の元での戦争法が強行され、それ以来、歴史的とも言える「市民と野党の共闘」という巨大な流れができ、今日に至っていることを改めて強調したいと思います。県内でもオールとやま県民連合という運動体が作られ野党共闘のとりくみでの政党間の接着剤として巨大な役割を果たしておられ、この射水でも「射水でも実行委員会」の共同の取り組みが継続されています。
こうした共同のなかで、今回の戦いでも立憲野党の議席を拡大しようと、今までになかった支援の輪がひろがりました。
そして、2017年に射水市議選にて根木武良市議の誕生による共産党の複数議席を獲得したことも大きな力となりました。市議会での複数議席の獲得は、それを目指した2013年市議選での岩井富雄さんの挑戦・奮闘があったことを加えておきたいと思います。

県議の挑戦は、大きな壁でしたが、「射水市民の声を県政に届けたい」という党としての姿勢・立場あったからだと自負します。これは日本共産党の掲げる、「住民が主人公」、「国民の苦難あるところ日本共産党あり」という立党の精神がこの射水で貫かれたからだと思います。この長いたたかいの1つの到達点として、今日のこの議席があるのだということを、強調したいと思います。

最後に、
今度の勝利で終わるわけではありません。
「政治を変える」仕事は、議員が当選したら後はお任せではありません。
津本ふみお県議を力にしながらも、良識ある射水市民一人一人が民主主義を形作る主人公として積極的に政治にかかわり、そして地域づくりの主人公として、一層自覚的に立ち上がりることが大事だと思います。
市民と野党の共同は、政党と市民が力をあわせるということが必要です。
手と手を取りあって、理不尽な政治にたちむかい、地域の切実な要望を実現していく第一歩にする日とし、きたる参院選にのぞみたいと思います。

選対責任者から、ご支持ご支援いただいたすべての方々へ改めて御礼申し上げて挨拶とします。


アメリカ言いなりの日本の根源をたどる

昨日、若者たちと「アメリカいいなりの日本を変える道」について学習・交流をしました。私は、志位和夫党委員長の「日本共産党綱領セミナー」(民青同盟主催、2017年)パンフレットや、『綱領教室』(1巻)の関連部分を参照し、とくに戦後のアメリカ占領期間の7年間の対日支配の変化を紐解いて解説しました。なぜここまで日本(の支配層)はアメリカに卑屈なのかという根源的な問題については、この時期の日本に立ち戻らないと理解できないからです。


1951年サンフランシスコ平和条約と、同時に秘密裏に結ばれた日米安保条約(旧)が、「行政協定」と「交換公文」という三重底の仕掛けによって日本中の基地を米軍によって自由使用可能とする「全土基地方式」が占領時代から引き継がれたことなど大事な点が書かれています。新安保条約(1960年)では、「いよいよ日本がアメリカと対等になる」などと説明されたが、実際は「表」の条約と、国民に知らされずにむすばれた日米間の「裏」の密約群があり、現実はその密約通りに運用されてきたことをいくつかの事例で確認しました。

「日米同盟」、つまり「日米安保」というものが当たり前のものとして、日本社会や政治が語られているのですが、本当にそうなのかという問題提起がないと、事の本質に迫れないのだと思います。普天間基地移設・辺野古基地建設強行、全国での米軍犯罪、日本の経済がアメリカの都合でいくらでも歪められる問題、などなどの大元は安保条約とそれらを実質的に形作る日米「密約」です。この問題にノータッチで、日本社会が真に独立を果たし、国民主権が生きる国にはならないという事です。

参加された若者の中で、「日本共産党の考えに共感します」という方がおられ、入党していただきました。多くの若者たちと、日本社会の歪みについて、根源的な情報を共有して行けるように一層の努力が必要だと思います。


「真っ当な保守」と「漸進的改革の日本共産党」が一致する時代

「以前の自民党はよかったけど、今の自民党は本当にダメだ」

とか、

「ずっと自民党員だが、安倍政権になってからの自民党はおかしい」

とか、

何気ない会話の中でよく聞くようになったと思う。

保守と自認し、また自民党員としてより良い社会を願う人がいる。
一方、今の安倍政治を変えるためにこれまでの経緯を乗り越えて野党共闘を目指す流れもある。
これらが一体となって進んでいける条件は十分にあるはず。

【保守とは何か?】

【保守と日本共産党が一致するのはなぜか?】

という点を深めたのがこの
動画「なぜ『保守』論客が『とことん共産党』に?」
である。

中島岳志さんがおっしゃるように、「真っ当な保守」の願う方向と、「漸進的改革を目指す日本共産党」の存在は、しっかり重なってくるというのは今の時代の大きな特徴だなと思う。

ダイジェスト版は17分。

本編は、さらに深い。

まずダイジェストを見て、興味が沸いたら本編(1時間9分)を。
興味ある人は最初から本編を。

冒頭から、中島さんが師匠と仰ぐ西部邁(故人)さんの話でグイグイ惹きつけられる。西部さんと中島さんがちょうど選挙前に会話した際、政党選択のネット診断をすると「やっぱり共産党になるよね」と話し合ったエピソードとか、
また、大東亜戦争に批判的・反対だったのは共産党と保守だったがそこが重要だ、今の自称保守はあの戦争を肯定している点で保守とはいえない、とか。
非常に興味深い。

自衛隊の対応は、軍隊のない社会=憲法9条を全面実施すること=をしっかり堅持しているからこそ、当面自衛街を廃棄せず国民の合意で縮小に向かっていくという政策を打ち出すことができる。
未来展望を語ることを「お花畑だ」と批判するむきもあるが、そうではないとスパッと言い切っている。

未来社会(社会主義・共産主義)をしっかり展望しているからこそ、当面の資本主義の枠内での漸進的改革の課題にもしっかり臨んでいけるのだということが、中島さんの話で裏付けられる。

左派の人たちのよくない点は、理屈で正しさを相手に強要する部分だ、「〜すべきだ」といった言動は、その象徴だと。そこには考えの違う人との違いを認め合い、互いへのリスペクトと対話でより良い道を紡いでいく努力が不可欠だという意味の話も興味深い。
終了間際の雑談で中島氏「赤旗の見出しキツイなと思うことありますよ」
うん、こういうことをどんどん言ってもらって、またしっかり受け止め改善していく党にならなければね。