アメリカ言いなりの日本の根源をたどる

昨日、若者たちと「アメリカいいなりの日本を変える道」について学習・交流をしました。私は、志位和夫党委員長の「日本共産党綱領セミナー」(民青同盟主催、2017年)パンフレットや、『綱領教室』(1巻)の関連部分を参照し、とくに戦後のアメリカ占領期間の7年間の対日支配の変化を紐解いて解説しました。なぜここまで日本(の支配層)はアメリカに卑屈なのかという根源的な問題については、この時期の日本に立ち戻らないと理解できないからです。


1951年サンフランシスコ平和条約と、同時に秘密裏に結ばれた日米安保条約(旧)が、「行政協定」と「交換公文」という三重底の仕掛けによって日本中の基地を米軍によって自由使用可能とする「全土基地方式」が占領時代から引き継がれたことなど大事な点が書かれています。新安保条約(1960年)では、「いよいよ日本がアメリカと対等になる」などと説明されたが、実際は「表」の条約と、国民に知らされずにむすばれた日米間の「裏」の密約群があり、現実はその密約通りに運用されてきたことをいくつかの事例で確認しました。

「日米同盟」、つまり「日米安保」というものが当たり前のものとして、日本社会や政治が語られているのですが、本当にそうなのかという問題提起がないと、事の本質に迫れないのだと思います。普天間基地移設・辺野古基地建設強行、全国での米軍犯罪、日本の経済がアメリカの都合でいくらでも歪められる問題、などなどの大元は安保条約とそれらを実質的に形作る日米「密約」です。この問題にノータッチで、日本社会が真に独立を果たし、国民主権が生きる国にはならないという事です。

参加された若者の中で、「日本共産党の考えに共感します」という方がおられ、入党していただきました。多くの若者たちと、日本社会の歪みについて、根源的な情報を共有して行けるように一層の努力が必要だと思います。