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映画「ごはん」、砺波子供曳山会館で泣いてきました


10日、砺波市の子供曳山会館で行われた映画「ごはん」を観に出かけてきました。

農業を営む父の急逝で、一人娘が都会から実家に帰省。葬儀後、米作りの担い手不在のため、知識ゼロの娘が思いがけず米作りに挑戦するというストーリーで、自然に翻弄され、アクシデントを乗り越える中で米作りの意味を体感していきます。主人公の小さい頃の父の思い出といえば、米作りに没頭し、家庭も顧みないというものでした。しかし、自ら米作りにかかわることで、父の米作りと水田を守る熱い思いや家族への愛情を知ることができます。初めて収穫した真っ白な米を味わうラストシーンは、実に美しいものでした。

物語は落ち着いた展開でしたが、映像も綺麗で、泣いてしまう映画です。ぜひ一度は鑑賞されることをおすすめします。

当日は監督の安田淳一さんと、主人公のヒカリを演じた沙倉ゆうのさんが挨拶されました。

映画「ごはん」上映後、砺波市子供曳山会館にて沙倉ゆうのさんとツーショット

米作りエンタテイメントムービー「ごはん」

■プロダクションノート
就労者の平均年齢は65歳を超え、高齢化を高コストと引き換えに農作業の機械化で補っているのが日本の米作りの現状です。この作品はそんな農家の現状を背景に、コメ作り農家を継ぐ事になった若い女性の奮闘を描きます。
そこには大量の水田を管理しコメを作る、過酷な労働としての農業があります。日本映画で描かれてこなかった米のリアルな生産過程と、日本映画史上もっとも美しく田園風景とその自然を映し出します。撮影に要した時間は実に4年。
キャスト、スタッフの予定に加え、稲の成長、天候、実際の農作業の進捗状況などの複雑なスケジュール調整に手間取りました。また、いわゆる「美しい映像」だけでなく、娯楽として楽しめる作品に仕上げました。

■ストーリー
東京でOLとして働くヒカリに父が急逝したとの知らせがはいります。
彼女の父は京都で米作り農業を営んでいました。幼い頃に母を亡くしたヒカリは仕事に明け暮れた父とはぎこちない間柄でした。葬儀のために京都に戻ったヒカリ。年老いた農家の人々に頼られ生前に父が引き受けていた田んぼが30軒分(15000坪)もあると知り愕然とします。田植えが済んで一ヵ月がすぎ、稲はどんどん成長しています。「誰かが田んぼを見なければいかんのです」
足を怪我して入院中の青年源八の頼みと、田を預かっている西山老人の「お父さんがあんなに頑張ってた理由を知りとうはないか」との問いに、ヒカリは父の残した田んぼを引き継く事にします。米作りの経験も知識もない彼女でしたが、さまざまな人に助けられ、昔から伝わる先人の知恵を借りてひとり奮闘。決して牧歌的ではない現代の米作り。それは広大な田んぼと、一人の女性との命がけの戦いでした。
そんな中、仕事一筋に生きた不器用な父の思いをヒカリは少しずつ理解し始めます。
やがて秋の風が稲穂の草原を渡る頃、想像もしなかった美しい奇跡が起こるのでした…。
■予告編アドレス

■キャスト
沙倉ゆうの、源 八、井上 肇、福本清三、紅 壱子、多賀勝一、戸田都康、浅野博之、小野孝弘、森田亜紀ほか
■監督/脚本/撮影/照明/編集  安田淳一


『1984年』の国民監視・独裁政治を彷彿させる「スノーデン」


先日観てきた映画「スノーデン」
CIA(中央情報局)、NSA(米国国家安全保障局)に勤務していたエドワード・スノーデン氏によって、国家機密が暴露・告発された。それに端を発した大事件と主人公の葛藤を描いていた。
米国は、全世界の国家・個人の膨大な、あらゆる情報を監視し、その情報が、自国の安全保障・外交国家戦略の土台となっている。その諜報、撹乱活動はすさまじいもので、例えば日本の米軍横田基地にスノーデン氏が着任した際の描写では、日本の原発をはじめとする発電所やあらゆるインフラのネットワークにすでに侵入しており、日本中の電源を瞬時に落とすことも可能だという。
各国の首脳や資産家など狙いをつけた人物の人脈を全て調べ上げ、対象の人物のわずかな弱点を突いて動きを止めたり誘導する。政治的抹殺も赤子の手をひねるようなものだといった感じであった。
あなたのパソコンや端末が遠隔操作されて、情報がダダ漏れ。メール、SNS情報は完全に筒抜け。
私たちの個人情報は完全に掌握されている。背筋が凍る話だった。
まあ、そういう世界に私たちは生きているという前提で、できる範囲で防衛していくしかないだろうと、これが現実なのだと半ば諦めて思う。
しかし、だ。
人間には自分の秘密を侵されない権利がある。世界60億人の一人ひとりにはそうした固有の人権があり、個人の尊厳が守られなければならない。
何人たりとも、そしてどんな巨大な権力でさえも、個人の権利を犯すことは絶対にできないのである。

パンフレットでも指摘されていたけども、ジョーオーウェルの小説『1984年』で、主人公を監視し拷問し思想改造する人物として描かれているオブライエンが、スノーデンの上司として出てくるコービン・オブライアンと意図的にダブらせている。『1984年』では、影の支配者ビッグブラザーが、テレスクリーン上に現れて国民を扇動するが、映画では、コービン・オブライアンが、スノーデンを支配し説得する図として描かれていた。
米国の情報監視機構とその運営に対する告発は、独裁政治への道を阻止しようとするたたかいなのだ。


映画「人生の約束」

ドタバタと忙しくしていると、映画の時間をとるには相当な意識をしないと出来ないものです。
富山県人として、射水市民として、これだけは観ておかないといけないと思いつつ時間が過ぎていました。
午前に会合があると富山に向かって会場に到着したところ、午後からだということがわかり、映画で時間を潰せるかググったところ、上映まであと5分だがなんとか間に合うかも、というギリギリの時間だった。
滑り込みで上映時間に間に合った。

舞台は、新湊。ああ、見たことある!という風景もかなり出てきて(新湊は詳しくないけど)、射水市PTA連合会の会長さんも重要な役で冒頭から出演、自分の映画のように感じながら見た。内容は触れないが、泣かせる映画だった。富山弁もふんだんに出てきたが、やはりわが県民からするともう一歩。県人である室井滋さんは、まんま富山の人だった。

心温まる映画、もう一度観ておきたい。

「人生の約束」公式サイト

竹野内豊も、江口洋介も、よかった。そして、父を亡くした娘を演じる新人、髙橋ひかるもよかったね。

人生の約束」髙橋ひかる+竹野内豊