カテゴリー別アーカイブ: 北陸新幹線

ミサイルで不安を意図的に煽る動きにこそ警戒すべき

北朝鮮の核兵器開発、ミサイル発射は許されないことは大の大前提の話として、日本国内の対応があまりにひどい。

北朝鮮の脅威を煽りに煽って、日本国内の空気というか世論を醸成しようと意識的に動いている安倍政権の姿が非常によくわかるだけに、これに多くの人々が違和感や気持ち悪さを感じ取っていると思う。

最近、政府や地方自治体も「ミサイルが発射された際の危機対応」を国民に求めて、ホームページにそれを掲載したこともそうである。
→→→富山県のHP「弾道ミサイルが落下する可能性がある場合にとるべき行動について」

ミサイルが打たれたら国民は・・・地下や頑丈な建物内に避難する、屋内にガラスの破片を避けるため窓からできるだけ離れる、近くに着弾したら窓を閉め目張りで室内を密閉、屋外では口や鼻をハンカチで覆う・・・ことが大事だという

そりゃそうだ。近所で化学薬品を積んだタンクローリーが横転しても、買い物中にデパートで火事に遭遇しても、慌てず身の安全を確保できるよう、日頃から心がけておくことが大事なのは当然のことで、ミサイルが飛んできた時だってそうだろう。万が一のことを考えておくことは大事。
だが、それ以上に、そういうことが起きないようにするためにはどうするのが良いのか、そういう危険なことに遭遇しないためには何に気をつければ良いのかを日頃から考え、また自分ができる行動を起こしていくことが大事だと思う。朝鮮半島をめぐる今回のような場合、私たちの立場から言えば、軍事的緊張を高めるような政府の行為を抑制するため、外交努力を求めることなどだろう。いまはそれが一番大事なんじゃないか。

国民が自分の考えを持つことなく、ただ、危ない危ない、怖い怖い、不安だ、って平常心を持てなくなっていくことが一番怖い。そうなれば、権力の思う壺だからだ。

昨日のミサイル発射に伴う、東京メトロと北陸新幹線の一時運転見合わせって、ここまでやるかねえ。バカじゃないかと思うけど、案外そういうものに影響受けるんですよね。

サンデー・ジャポンから
サンデー・ジャポンから

YouTubeで東京メトロで運転見合せに鉢合わせた方が動画を紹介されていましたので、貼り付けておきます。

気持ち悪いですね。これ土曜日の早朝だからいいけど、平日のラッシュアワーだったら、大混乱になったんじゃないかな。

SNSでは次のようなツイートも見られる。

2017年4月30日北日本新聞より
IT会社経営の在日3世の言葉ー
「東京で地下鉄を止めるなんて、過剰に反応しすぎだ」
「北朝鮮がやっていることはもちろん問題だが、日本政府や行政が過剰な恐怖心をあおっているのも問題だ。東大大学院の留学生の言葉ー
「韓国では北の脅威を選挙利用することがあるが、日本も日米同盟強化のために過敏に反応しているように感じる」

という言葉を紹介しているが、最もなことである。

2017年4月30日読売新聞1面より

一方で、対馬海峡を米空母が通過というわけである。

サンデー・ジャポンから

今こそ、国民は、こうした意図的な危機感醸成と、軍事的な動きの先鋭化を警戒し、冷静に行動することが必要である。そして、その背景をよく読み取り、安倍政権の狙う戦争国家づくり、戦前回帰、言論抑圧の流れに抗して、違和感をはっきりと口にし、また行動していく必要があるだろう。


「すし詰め」車両の解消を! あいの風とやま鉄道へ申し入れ

あいの風とやま鉄道株式会社へ、日本共産党富山県委員会として申し入れに訪ねました。

市井正之社長、日吉敏幸副社長が応対されました。

党側からは、私・坂本洋史党呉西地区委員長と、火爪弘子県議、折田誠党県常任委員、高瀬あつこ党呉西地区常任委員、津本二三男射水市議、脇四計夫前朝日町長、荒尾勇二朝日町議。

20150423あいの風とやま鉄道申し入れ2

20150423あいの風とやま鉄道申し入れ13月14日、北陸新幹線開業と同時に、富山県内を走る北陸本線はJRから切り離されて第3セクター鉄道会社「あいの風とやま鉄道株式会社」が発足し、経営することになりました。JR時代から大幅に車両が減らされてのスタートとなり、朝の通勤通学時間帯などでは「すし詰め」状態になっています。

同社は、開業3日目に混雑のために緊急対応として2両編成を3両編成にしたのですが、実際には十分な乗車空間は確保できず、引き続き「ラッシュ時間帯の車両増は何とかならないか!」という要望が相次いでいます。

「あいの風に、愛はないのか!」

と揶揄する声が、ネット上でも溢れています。北陸新幹線開業に沸く富山県ですが、在来線を利用する県民にとって日常の足が、料金値上げ、ひどい混雑に困っているなかで、不満や怒りを持つのは当然です。こうしたことは予想されたことで、行政やJRの責任も重いものがあります。

そのため日本共産党として、この混雑解消、乗り継ぎの利便性改善のために車両増、ダイヤの調整などを求める申し入れとなりました。

そのほか、JR時代、各駅では東京・関西方面の長距離往復利用者に無料で貸し出されていた駐車場が使えなくなっている問題、快速ライナーの料金問題、等々細かな要望を率直に届けて改善ともとめ、状況をお聞きしました。

会社側の姿勢は、要望はできる限りこたえ、利便性向上に力を尽くしていきたい、というものでした。

◼︎車両増は可能か?

今回の1両増も実は検査用のために確保しておくべき必要な車両だったが、特別に活用して間に合わせたもので、今の状態からさらに車両を増やすのは不可能に近い。現状は車両と人員をフル活用しているので、もし車両故障があった場合は、運休しなければならないという綱渡り状態。朝を増やすとなると、どこかを減らしすしかないが、それはまた難しい課題。年度当初は偏りがでて混雑するとうのが一般的な傾向なので、今後乗客が徐々に他車両へ分散していくことも考えられ、引き続き推移をみながら対応していきたい。

といった回答でした。

◼︎19:53富山発→金沢行きが混雑する問題。

この便の前後はほとんど問題ないが、この便のみが大変な混雑で、対応を協議しているところ。この車両は、「IRいしかわ鉄道」の車両なので、当方としてはIR社へ申し入れる立場になっている。車両増を求めたいがIRさんもわずかな車両で運行しているので、これを4両にするというのは無理と思われる。このIRの便を入れ変えるなどの方法は、全体の運用の中で十分に検討して結論を出す必要がある。多数の要望が来ていることは十分承知している。

◼︎混雑解消のため、都会の電車のようなロングシートタイプにするべきではないか?これなら満員の場合でも比較的乗りやすくなると思うが?。すぐに車両が増やせないのであれば、車両内部を改造するという方法がとれないのか?

シートを変えると座席が減るし、都会と違って富山の人は「座りたい」人が多いので、受け入れられるかどうかという問題がある。しかも、改造するとなると経費もかかるので、なかなか大変だ。

◼︎富山7:24発→黒部行の2両編成だが、東富山駅、水橋駅を利用する高校生が混雑のひどさでとても困っている。

その前の富山6:50発→泊行は、これは富山東高校、第一高校、水橋高校の生徒はほどんど使わないが、黒部に近づいていくとYKK社員等がかなり乗車するので、4両編成にした。

車両の配置の関係で、あっちを増やせばこっちが不足するといった非常に悩ましい問題の狭間で、これもどうやって解決していくか十分に意見を聞いて進めていきたい。

ざっとこんな感じの回答でした。

◼︎石動駅、小杉駅などで東京・関西の長距離往復切符利用者に対する無料駐車場の復活はあるか?

JRから土地(駐車場)を譲渡された。全体でいかに利益を出すかという観点も大事で、駐車場もできる限り有効に使いたいという考えもある。JRから切符受託販売手数料はいただいているが数%というごくわずかのものであるので、この中から駐車場管理費等を出すのは難しい状況であり、現在無料駐車場は見合わせている。今後、駐車場の一定面積を月極駐車場にし、その他を無料駐車場にするということも検討している。石動駅については、計画されている駅の改装との関わりで駐車場の一部が使われることになるが、残りのスペースで無料駐車場として提供できないかを市とも協議・検討中である。各駅によって対応に違いがあり、泊駅は、朝日町が無料駐車場として運用している事例もあり、ケースバイケース。要望を聞きながら対処していきたい。

ついでに、

◼︎ホームページがスマホ対応していないので早期に対応をと求めました。(IR石川のページはスマホ対応)

◼︎その他高岡駅では、ベンチが車両停車場所とかけ離れた位置にある問題は、移動させる予定であるとの回答でした。つり革が高すぎるという意見も出されました。

【私の感想・感触】

会社は、ギリギリのところで最大限乗客の利便性を高めようと努力しておられることが伝わってきました。こちらとしては、住民要望をできる限り細かく会社側へ伝えつつ、会社、行政、利用者が知恵を集め可能な改善策を1つ1つ具体化していく働きかけが大事だと思います。県など行政は、高齢化の中で公共交通の発展が求められることを踏まえ、県民の足を守る立場から財政支援も含めてイニシアチブを発揮すべきだと感じました。

申し入れ内容は以下の通り。 続きを読む 「すし詰め」車両の解消を! あいの風とやま鉄道へ申し入れ


北陸新幹線 光と影 今日(3・14)金沢まで開業

新幹線開業に沸くいま、そのフィーバーぶりを、逆に冷めた目でみている自分がいる。

もちろん、東京が近くなったことによるメリットを最大限生かすのは当然だろう。

それはそれで大いに追求するとして、一方で見過ごされる問題、新幹線開業で困った問題をどうするかということに真剣に思いを巡らせる必要があるだろう。

特急が金沢止まりとなり、関西方面からはいちいち乗り換えが必要になること、平行在来線(あいの風富山鉄道)の運賃値上げと今度の経営の見通し、車両編成の問題、冬季の除雪体制の問題、路線バスの一部廃止、等々である。

20150314新幹線の光と影(赤旗)_sml

画像のしんぶん赤旗(3月14日付)は、北陸新幹線の「光と影」と題して、諸問題を大づかみにまとめたものである。

記事には、「公共交通をよくする富山の会」が紹介されている。

同会の研究と活動は2001年から続けられており、その時々の重要課題ー特に北陸新幹線をめぐる諸課題ーについて、重要な論点を提示している。北陸新幹線開業後の、あいの風富山鉄道や県民の公共交通の将来を考える上でも貴重な宝とも言えるもので、より多くの県民に知ってもらいたい活動である。